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♬季節のおすすめ果物紹介♪ ~ラフランス・みかん・金柑・ゆず~
🍁 今回は11月の使用におススメの果物を紹介いたします 🍂
ラ・フランス 🍐
前回、紹介いたしました洋梨ラ・フランスですが、これからがちょうど旬となります。
日本国内で生産されている洋梨の中で、ラ・フランスは、今ではトップシェアを誇る品種となっていますが、そのおいしさが認められ需要が伸びたのは昭和60年代になってからだそうです。
それまでは外観もごつごつとした歪な形で、ラ・フランス本来の味が味わえず不人気でした。その後、追熟の技術の発展と共にそのおいしさが認められ、人気果物となりました。
1果実のサイズは概ね200gから250gくらいの中玉です。また、完熟前のものは日の当たらない涼しい場所(15~20℃くらいの場所)で保存すると追熟が進みます。
使用用途としては主にジャムやコンポートはもちろんですが、ケーキやタルトとの相性も抜群です。また、食べごろの果実はカットして冷凍することも可能で、そのままシャーベットのようにしていただくこともできます。
主力産地:山形・長野・青森 など
みかん 🍊
みかんは温州みかんと紀州みかんの2種類に分類されます。
今でこそ出荷されているほとんどのみかんが温州みかんとなりましたが、本格的に栽培されることとなったのは明治時代からで、それまでは紀州みかんが主流でした。
温州みかんは、ハウスみかん(5月~9月頃)極早生(9月~10月頃)早生(10月下旬~12月頃)中生(11月下旬~12月下旬)晩生(12月下旬~3月頃)という順番で品種や産地を変えながら出荷しています。
スーパーには様々な種類が店頭に並びますが、一般的には品種よりも産地名でブランド化するほうが多いようです。
また、紀州みかんは小みかんと呼ばれ、小さいのが特徴です。
主力産地:和歌山 ゆら早生みかん、有田みかん、下津みかん、紀南みかん 他
愛 媛 宇和みかん、西宇和みかん、興居島みかん、味ピカみかん、蜜るみかん 他
熊 本 河内みかん、天水みかん、三角みかん 他
静 岡 三ケ日みかん、寿太郎みかん 他 など
産地や出荷時期により味も様々です。いろいろ召し上がってみて自分のお気に入りを見つけてみるのもいいですね。
金 柑
11月下旬から3月にかけてハウス物から路地物の出荷となります。
金柑は果肉は程よい酸味があり、果皮はかすかな苦みとしっかりとした甘みがある大人の味わいです。大きさが小さくてかわいいので、ケーキのトッピングに最適です。そのまま生でも、または砂糖漬けや洋酒に漬けたり、加熱してマーマレードにしても良いです。
主力産地:宮崎、鹿児島、熊本 など
ゆ ず
柚子は春ごろから秋にかけて、果皮が緑色の青ゆず、11月中旬からは黄ゆずが出荷されます。皆さんのゆずのイメージは黄色ですよね。その黄ゆずの最盛期は12月なんです。
ゆずは香りがさわやかで、薬味としてもとても美味しく、果汁は果実酢としても使われます。また、マーマレードのように皮ごとジャムにして、お菓子はもちろん柚子茶としても美味しくいただけます。
この様に、ゆずは香り味共に美味しい果実ですが、健康効果も優秀です。柚子果汁には口や喉の渇きを防ぐ清涼止渇作用や、コレラ菌・腸チフス菌に対する制菌作用もあり、果皮のビタミンCはみかんの4倍もあります。
主力産地:高 知 他
これからはますます柑橘類の出荷が増えてきます。柑橘類にはビタミンCがたっぷり含まれており、美肌効果、風邪予防にピッタリです。また、クエン酸の含まれるものには疲労回復、食欲増進の効果があります。
旬の柑橘を美味しくいただくことで健康増進ができるなんて、すばらしいですね。🍊🍊🍊